家出の弟見つけた兄、車にしがみつき1・3キロ


 新潟県警長岡署は4日、住居不定で無職の少年(19)を傷害の疑いで逮捕した。

 発表によると、少年は8月16日午前10時15分頃、長岡市浦の路上で軽乗用車を運転中、兄(27)が運転席の窓ガラスにしがみついたのに車を止めず、約1・3キロ先で路上に落ちた兄に打撲などの軽傷を負わせた疑い。兄は家出していた少年を偶然見つけ、停車を求めたという。