2009-01-01から1年間の記事一覧

イングロリアス・バスターズをみた!

客が僕の他におばさん2人組とアイアンメイデンのTシャツを着たおじさんだけだった。ヒトラーで一緒に爆笑したおばさん。彼女のためにも映画が作れるかもしれないと思った。

京都のボロフェスタ09で「空気に殺される」上映されます。

スケジュール、詳細。http://borofesta.recommuni.jp/v/artists/index.php/minamikaikan

リメイク映画にうんざりするって言うのにうんざりする。今夜ドリームキャッチャー放映。最高の見せかけ。

セルジュ・ダネー(ザッピング専門家) ニュースやドラマ、CM、音楽クリップを批評し新聞にコラムを執筆。「強いられたモンタージュ」 ダネーはアンドレバザンの再評価(リヴェット経由) ドゥルーズへの影響 イマージュを奪い去り隠蔽する装置とするとして…

日本人には旧約聖書的な「主人」は存在せず、イザヤ・ベンダサンの著作「日本教徒」によると日本は無宗教ではなく、日本教徒であると言う。それは「人間らしさ」「人間味」と言った言い方にもみられる神学ならぬ人間学、人間信仰で、例えば、日本人がキリス…

弁天池という池がある。昨日の続き

住宅地の中に。国分寺もお鷹の道に雰囲気が似ている。 金魚がたくさんいた。水鉄砲で遊んでいる少年を捕まえて記念撮影をしようとしたが丁重に断られる。 おもいでのフルーツ屋。この店の長男は弟と名前が同じ。

訳あって写真搭載

映画監督・池田将氏の次回作を地元日立で撮影するということでお手伝い。 シビックセンター前の野外劇場とパティオモール。不動産屋、池、あと基地となる長屋などの情報を集めてます。長屋を格安で借りれるかもしれない。業務連絡。

『素人アワー』という映画がCREAM ヨコハマ国際映像祭2009 の一次通過したが上映されるかは不明。是非上映されたし。

24シリーズをネットで観る人とテレビで観る人どっちが多いだろう。僕はジャック・バウアーから映画を学んだ。デビット・リンチのブルーベルベットのデニス・ホッパー。悪魔のいけにえ2のデニス・ホッパーではない。24シーズン1の悪役のデニス・ホッパ…

ギードゥボール特集は見逃せない

故意にこれを読んで数分間はこの続きを書くとか本を読むとかトイレにいくとかはさておきいよいよ1時間前存在の前に不動の自己証明となる行為を懇願したおのれの存在を思う。不動、あのときはそうだった。一千の瞬間にも自在の間の中に留まることを選んだ主…

タランティーノの新作「イングロリアスバスターズ」ではナチスを映画でやっつけるらしい。比喩的でなく物理的に。

テレビで放送されるようなズタズタの映画を作りたい。しかしそんなものは失敗作かもしれない。いろいろと考えた末、コント番組のような構成にすればいいだろうと思い立った。オムニバス映画とは違うが、テレビザッピング映画とは言えそうではある。またはテ…

BOROFESTA×京都みなみ会館にて「空気に殺される」上映されます。

http://borofesta.recommuni.jp/v/event/index.php/minamikaikan 京都で開催されるBOROFESTAという音楽祭のイベントで上映されます。柴田剛監督の新作「堀川中立売」に関連したものです。「堀川中立売」はノーメイクゾンビ映画らしい。と聞いて思い出すのは…

死なない登場人物について、死ぬ前に死ぬ。

「クイーンオブヴァンパイア」の吸血鬼(レスタト)がロックバンドと手を組んで企てたのはロックスターになることだ。バンド『ヴァンパイアレスタト』はたった数カットでビックバンドになり(誰も彼が吸血鬼とは知らないがファンは吸血鬼的な吸血鬼を崇拝す…

川部良太監督作品「そこにあるあいだ」を何度か観た後。宙づりのまま。

そこにあるいくつかの事物は、事実として映画内で「幅」を示す。それは対義的に、人間と人間、人間と場所、場所と場所、場所と虚構、虚構と虚構というふうな幅で、何もこういった横の地平だけでなく、垂直的な対義もあり、空と地などでも示されている訳だが…

縄文かコーカソイドか

映画は読み物か。映画を見る。映画の聞く。しっくり来ない。テクストが喚起する色と匂いと響き。テクストが専ら映像的で映画はテクスト的かもしれない。この区別がそもそも愚劣であるが、映画上での優位性を論ずる遊びは楽しい。文字どうりの意味から潜在的…

アントニオーニの夜とゴダールの軽蔑について書きたいがそれは後日。

感傷的な気分のとき、限りなく1人でいる時間の中で他者の存在を噛みしめている。どうしようもなく孤独であるわけではない。何ものかへ向かって個人が個人の内に語る言葉ではなく、語り得ないことを個人の内から個人の外へ語る瞬間の絶えざる反復が個人から…

生産者としての映画人

映画史に手をかした懐古主義的な映画人が現代の映画人を読むときの中傷は映画の区別だ。便宜の上でアーカイブ化されたジャンルの列挙が批評だと信ずる者がいる。それは襞の切断。多種多様な分岐を切断を強要する愚劣はこのような主体性に満足することだ。少…

秘密基地はカストラート。

秘密基地の音楽は自家カストラートを施した教会なき教会音楽と言えるかもしれない。秘密基地の新作CD『全日本秘密基地連合』を聞きながらそう思った。 安易な創造、と、ここで総括することにする一連の愚劣を弾劾することすら已然として愚劣を愚劣のままに留…

空気に殺される 監督鈴木洋平

次回上映、東京では8月頃。10月に京都の音楽祭で。詳細は後程。

サミュエルエルジャクソンのマザファッカにしびれた

Mr.ブレインの最後は誘導尋問だった。ショックだった。てっきり脳がこう言ってんだから、お前の言い分など関係ない!逮捕!という感じで事件解決するようなドラマと思っていたんだけど、最後は脳科学ではなく誘導尋問で、そうか、やっぱり脳みそ万能主義的な…

それは誰もが身に覚えのない映画の話。

逸脱した映画史を形作ること、それが映画の上映活動を行っていく上で考えたことだ。映画をみせなくてはならないと差し迫った時、そこで映画産業ということより貨幣経済そのものを考えずにはいられなかった。確固たる前提。それを克服することなどと考えるわ…

vo1終了。次回はvo2。

先日の個展に来場して頂いた方たちに感謝しています。人前で話すことに慣れていないというだけでは言い訳にならないほど意味不明なことをしゃべり続けたものだから、なんのこっちゃわからんという方が多数であったように思う。何より池田将さんや川部良太さ…

誰か殺したかもしれない

カメラを持つことが選択肢のひとつになったときから、カメラなど持ちたくないかもしれないと思うようになった。そのころ携帯電話を買ったがまだカメラはついていなかった。ポケットにカメラをしのばせておきながら使わない日々が今は続く。きっとわれわれの…

 空気に殺される  HogaHolicで断続的上映「映画と vo1」宣伝していただきました。

こちらからどうぞ。http://www.holic-mag.com/hoga.php?blogid=3&itemid=1357

映画「空気に殺される」

松浦祐也氏がコメントに書いてくれたように「空気に殺される」は挑発的な始まり方をする。僕もこの始まり方が大好きな訳だけれど、あえて言うならそれは序章であって映画すべてを語り尽くしている。しかし、それはプライベートライアンのノルマンディ上陸作戦…

チラシは漫画家の長尾謙一郎さんに描いて頂きました。

その前に、例えば、かもめ食堂の片桐はいりは一体何者なんだろうと問うこと。めがねには出ていないが、もたいまさこはかもめ食堂を去ってつぎはかき氷屋になったのかもしれない。めがねでは春にしかやってこないもたいまさこは、春以外に何をしているかは分…

26日の作家会議に来場していただく平澤竹織から映画「空気に殺される」の短評いただきました。

人は誰しも自分と異質な存在を恐れ、それを排除しようとする傾向を持っている。差別や偏見などの歴史的な問題は、人間のこうした性質に起因しており、本来それは 克服の対象とするべき〈弱さ〉だったはずである。しかし、「KY(空気が読めない)」という言葉…

&ANDとしても活動する映画監督の川部良太から映画「空気に殺される」の短評頂きました。

映画が始まった時、私たちは何を拠り所にそこで描かれる世界を見始めるのだろうか。 たとえばそれは、物語への興味かもしれないし、登場人物への共感かもしれないし、 あるいは まだ明らかにされていない状況設定への謎かもしれないし、単にそこで 描かれる…

&ANDとしても活動する映画監督の池田将から作家会議に

僕が“鈴木洋平”という男が作った映画に出会ったのは二年ほど前におこなわれた小さな映画祭でのことです。彼の映画を見終わった後、体内の重要な器官を捻られたような奇妙な感触がありました。鈴木洋平という男と直接話してみたいと思い会場を探しましたが彼…

[日記]テレビ

ジジェクの『ロベスピエール/毛沢東』で「24」シリーズについて語られている。その高度に商業化されたドラマは1話の3分の1近くが広告宣伝に費やされ、それを含めた1時間が1話になる。「あたかも広告宣伝という小休止が、複数の出来事が同時進行する物…

ぽつりぽつりと予約してもらってます

今回の個展では結構なお金をとる。しかも映画は1本だ。1500円あったら僕なら本屋に行ってしまうと思う。それで思いあぐねてワンドリンク軽食付きにした。そういった映画の上映もありうるということにして。映画館で映画をみるとも、ひとりでに家でみる…

秘密基地の緑川こずえから映画「空気に殺される」コメント頂きました。

新国誠一。応なるべくならならんを選択するバートルビー一族でして意気揚々と した現表行為は萎えるのよ。多くの観客にこの作品を見て頂きたいということ。 空気に殺されるなら映画に殺されたいわ。 緑川こずえ (秘密基地)