川部良太映画個展は3月21日、22日にgallery Archipelagoで行われる。

川部良太映画個展は3月21日、22日にgallery Archipelagoで行われる。http://www.archi-pelago.net/main.html
残念なことだが、僕の個展では川部良太さんと池田将さんの映画を上映することはない。作家会議に客としてやってくるという立場というか、ゲストではなく、お客さんを代表してというかそんな感じで、僕の映画についてなんやかんや質問したり話したりしてくれる。どうしてもゲストというのが相応しくないように思え、僕や池田将さんや川部良太さんやお客さんがどうしたら同じ平面上で対話できるかとか、映画をみる、とか、&AND風に言えば、プロセスそのものを思考し得るかどうか模索しつつ『作家会議』とすることを決めた。それはすでに開かれているかもしれない。なぜなら、川部良太映画個展に行ってから、その後4月25日に僕の個展に来る方法が用意されている。それと池田将さんの「えび」や「くらげ」や「亀」、川部良太さんの「雨の跡」「家族のいる景色」「ここにいることの記憶」「そこにあるあいだ」をみたことがあるという方でも、僕の個展は無視するとか。それか、その逆でもいいはずだ。彼らをまったく知らないが僕を知っているから僕の個展に来て頂いて池田将さんと川部良太さんのお話を聞いて少しでも興味を持つことがあれば彼らの今後に注目する。なんと言っても絶対はなしにしよう。ただ「開かれた」、もしくは「ある」。そいつは空気に殺されてしまいかねない。微かに知覚できるだけの強度を持ち得たゼロと無限大が表裏一体の双子となったその幅に赴けば、そこは恐ろしいほど、質とか量とかが問題にはならないはずの強くもろい一過程があっただけで、それと溶接された暁には、そいつを家まで持っていかなくてはならないだろう。何より僕はまたいつかそこにいた人と同じ場所で映画を上映したりなんかして、あ、どうも、先日は、お世話になりました、などとやりたいと思う。あ僕は22日に行こう。